A4サイズより大きいBA判(変形判)、B4判、D4判、A3判の6頁、8頁、10頁、12頁、14頁、16頁の大型スクラム製本の冊子をご案内しています。
スクラム製本とは、二つ折りにしたものを差し込んで冊子のようにまとめる製本形式です。
針金無し製本・空綴じ・綴じなし製本・新聞形式製本・差し込み製本・挟み込み製本などとも呼ばれます。
スクラム製本とは、二つ折りにしたものを差し込んで冊子のようにまとめただけの製本形式です。
中綴じ製本では背の部分に針金を使って綴じますが、スクラム製本は組み合わせるだけで綴じません。使用する針金がない製本という意味を込めて、針金無し製本・空綴じとも呼ばれます。
また、一般的な新聞では二つ折りにしたものを重ね合わせ、これをさらに2つ折りしています。このため、新聞形式製本とも呼ぶこともあります。その他、差し込む形式なので差し込み製本・挟み込み製本などとも呼ばれます。
■スクラム製本の例
スクラム製本は、
新聞、市町村の広報誌、PTAなどの会報誌、多頁ページの新聞折込チラシ(百貨店・アパレルなど)、フリーペーパー、ニュースレター、社内報、会社案内・施設案内、商品カタログ、イベントの会場・プログラム案内、図面集、作品集などに使われます。
■スクラム製本の目的・メリット
「中綴じ」「平綴じ」などで使用される針金(ステープル)を使用しないスクラム製本は、保育園・幼稚園・小学校・介護施設・学習教材メーカーで、小さなお子様やシニアが針金の金属でケガをするのを防ぐためや、企業・NPO団体などで、環境への配慮、分別のしやすさ、シュレッダーに掛けやすい、リサイクル時の負荷を下げるなどの目的をもって採用されます。
また、中綴じでは対応できない6ページや10ページ(二つ折りの間に1枚を挟み込む)でもスクラム製本であれば対応できます。
■注意点・デメリット
重ね合わせるだけで、糊や針金で綴じません。このため、使用する際に重ね合わせがずれることがあります。

▼大型スクラム製本冊子の対応サイズ
BA判…天地がA4判の縦寸法(297 mm)左右がB4判の横寸法(257 mm)の変型サイズです。一般的によく知られたサイズではありません。A4判より左右が大きく、少しおしゃれな会社案内・施設案内、商品カタログとして利用していただけます。
B4判…PTA会報、広報紙などの利用例が多いサイズです。
D4判…一般的にD4判サイズは、商業輪転機で印刷する大部数の商品カタログ、広報紙・会報、フリーペーパーに多いサイズです。商業輪転機で印刷するほどの部数はいらないけど、それっぽい雰囲気が欲しいという場合にご利用下さい。
A3判…大サイズなので迫力がある商品カタログに利用される場合があります。図面集や作品集としてもご利用いただけます。

▼大型スクラム製本冊子の対応ページ数
大型スクラム製本冊子は6ページ、8ページ、10ページ、12ページ、14ページ、16ページに対応しています。